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伊豆旅行 前編② [旅]

伊豆・天城高原にあるダンナ実家の別荘に泊まった翌日。

夜中の1時ごろに到着したらしいダンナ両親と弟のY君は
私達が起きた時にはまだ寝ているようでしたが
とりあえずコーヒーを入れて、TVを見ているとみんなぼちぼち起きてきました。

パンなど軽く食べてから、敷地内に作ってある石炉(というのか?)に火をおこして
たき火をすることにしました。
これがここに来る楽しみの一つ、というか、これだけ、というか。
薪はその辺にいくらでも落ちてる枯れ枝で、かなり大きなたき火が出来ます。


大きさがわかりやすいように2ℓのペットボトルと500mlの缶を置いてみました

石炉のまわりは枕木で作ったデッキになっていて、枕木製のベンチもしつらえてあります。
実はここ、なんとダンナ父の手作りだそうで、ダンナが高校生の頃、トラックをレンタルして
一家総出で川原に行って石を拾ってきて、枕木を組むのも全て手作業でやったそうです。
かなり年季が入ってますが頑丈でまだまだしっかりしています。立派なもんだ。

最大の難点は、大きすぎてここで直接BBQとか、物を煮炊きしたりとかが出来ないってところ。
いつも思うんだけど、CO2削減が叫ばれている昨今、ただたき火をするだけで、
例えば両端に鉄柱でも立てて上に棒を渡せば、それこそ子豚の丸焼きでも作れそうな熱量を
むざむざ放出してしまうのはどう考えてももったいないよ。
なので、ささやかなりとも有効利用しようと、アルミホイルに包んだ
サツマイモとトウモロコシを石炉の中に投入。

今回はそれに加えて、殻つきエビとムツの切り身、それに鮎を串焼きにしてみました。
それと、ダッチオーブンで骨つきチキンと野菜のスープ煮も。
どちらも石炉でじゃなく、別に炭をおこしてだけどね。
串焼き、肉でなくて魚ばっかりなのが今回の特徴。
たまにはこういうのもあっさりしていて良いみたい。

 

しかしたき火は楽しいね。
火を見て喜ぶってのはやっぱり人間の本能っていうか
なにか原始の血が目覚めるのかね、拝火教とかあるのもうなずけるよね、
なーんてみんなで話していましたが、私的には小学生の頃からの愛読書、
「大きな森の小さな家」を連想させるから、っていうのも理由の一つかも。

このシリーズ、大っ好きでホント何度読んだかわからない。
もちろんシリーズ全冊、福音館書店のも岩波少年文庫のも持ってます。
さらには本に出てくる料理を再現したレシピブックまで買って、当時結構色々作りました。
手作りバターとか、チキンパイとか。ポップコーンミルクもやってみたっけ。(まずかったケドね)
いまだにメイプルシロップでキャンディー作りとか、ブタのしっぽのあぶり焼き、とか聞くと
ワクワクするもんね。

おっと話がそれました。
そんなわけでたき火大好きな私、本当はもっとやっていたかったけれど
終盤ぽつぽつと雨が降り始め、やむなく撤収。
片付けてしばらくしたらすごい雷雨に。タイミングよかったー。

夕飯は東急ハーヴェストクラブという会員制リゾートホテルのバイキングを予約してありました。
レストランは会員でなくても予約さえ入れれば利用できるそうです。
が、バイキングは常時やっているわけではないようなので要チェック。

次の日、朝からまたたき火をして、この日はアルミホイルに包んだナスを焼きました。
ホイルで包んでいるので皮を焦がして作る焼きナスにはならず、
蒸しナスという感じの仕上がり。しょうゆをたらして食べたらなかなかでした。
あと、思いつきでたまたま買ってあった温泉饅頭もホイルに包んで焼いてみたところ、
皮にちょっと焦げ目が出来、香ばしくてこれはヒット!

この日は熱川に移動の予定だったので早めに切り上げてお風呂に入り、
(たき火をすると、お風呂に入らないと取れない「燻し臭さ」が体中にしみついちゃうからね)
荷造りして、夕方出発。まだあと数日は別荘に滞在予定のダンナ両親とはここで別れ、
今度は熱川の旅館で私の両親&姉一家と合流して2泊の予定です。

後半に続く~。


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