Radiohead [ダンナの部屋]
Radioheadの"Creep"が結構好きです。
Radioheadはイギリスのオックスフォード出身で言わずもがなの有名なバンドですよね。
三枚目のアルバム『OK Computer』は90年代を代表するアルバムと言われています。
僕も持っていましたが、引越しの時のゴタゴタのせいか最近見つかりません。(涙)
"Creep"はおそらくRadioheadで一番有名な曲で、
1stアルバムの『Pablo Honey』に収録されています。
最初はゆっくりしたギターのアルペジオで始まり、
ボーカルのトム・ヨーク(Thom Yorke)の声が静かに響きます。
そしてスタッカート的な激しいギターのリフからサビに入ります。
その、ガガッ、ガガッという音色から我が家ではロボッティソングとも言われています。
歌詞がまた暗い。
You're so special.
But I'm a creep.
I'm a weirdo.
What the hell am I doin' here?
I don't belong here
(creep : つまらない奴、weirdo : ヘンな奴)
とにかく自分を卑下しまくりです。
こんなによく自分をめちゃくちゃに言えるなーってぐらいです。
トム・ヨークは凄く内省的な詩を書く人で、
おそらく己の人生の中でそんな時期があり、
こんな救いようのない詩を書かずにいられなかったのかな。
でもそういう時期ってありますよね。
僕もやっぱそんなことを思う時が若いときはあったな。
あー俺って何やってんだろーなって時期が。
なんか社会から拒絶されてるようで、俺ってサイテーって時期が。
そんな当時、この曲が自分のテーマ曲でした。(笑)
今、この曲を聴くと当時の寂寥感とか、えもいわれぬ焦燥感とかを思い出します。
でも同時に当時のそういう思いがあるから、今もあるんだろうなーとも思います。
そんな昔の環境や心境などがすごく"Creep"を聴くと甦るんですよね。
自分の中ではかなり、重要な曲です。
皆さんももし良かったら聴いてみてください。