おひさまパン

ものすごく久しぶりにお気に入り本の紹介です。

図書館に行くと、ポケモン関係の本しか手に取らないちびに
他の絵本も読んで欲しいなぁと思って私が数冊適当に借りてくるのですが
これは去年借りて私もちびも気に入ったので、その後購入したというもの。
はじめはちょっと女の子向けかなぁ、と思い姪っ子の誕生日にでも贈ろうと考えていたのですが
やっぱり欲しくなって結局自分達用と2冊買ったのでした。
ちなみに姪っ子にはこの本と、もう1冊、同じ作者の
「わたしのおひめさま」という本をあげました。こちらはより女の子向けっぽいかなと。




「おひさまパン」
タイトルだけでもなんだかおいしそうでつい手に取りたくなっちゃいます。
でも何が気に入ったって、とにかく絵が素敵なのです。
きれいな色合いで細部まで描き込まれていて、
小物の柄ひとつとってもどれも私の好み、ど真ん中。
たくさん出てくる動物たちも優しげで動きも楽しく、見ていて飽きません。



おひさまが隠れてしまった暗く寒い町で、犬のパン屋さんがおひさまの代わりにと
大きなおひさま型のパンを焼くストーリーも、
読んだあとあたたかい、優しい気持ちになれておすすめ！





おひさまパン
エリサ・クレヴェン　作絵
江國香織　訳
金の星社