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2008GW北海道の旅 その7 [旅]

さて、阿寒湖畔のお宿、鶴雅でのお話の続き。

今回の旅は、大手旅行代理店で予約をお願いしたのですが
行程表やチケットと一緒に送られてきた北海道ガイドブックに
「阿寒湖畔ボッケ散策」というミニツアーが載っていました。
現地のガイド付きで阿寒湖畔の森を散策する1時間ほどの早朝ツアーで
いくつかの対象宿泊施設の宿泊客が参加でき、チェックイン時にフロントで予約します。
ちなみにボッケというのはアイヌ語で「煮えたぎる」という意味で、
泥火山(泥の溜まったところから水蒸気やガスが噴き出す)のことだそうです。

お散歩大好きな我々、専門ガイドの説明が付くのも魅力的!
ということで前日バッチリ申し込んでありました。
しかし当日、また少し小雨がぱらつくあいにくのお天気。
朝6時にフロントへ行くと、傘を貸してくれて、さらに
出発場所のすぐそばのホテルまでミニバンで送迎してくれました。
どうやら参加者は我々のみのようです。
散策路は、ベビーカーでも行けなくはなさそうだったけど
途中足場の悪いところを通るのでやはりやめたほうが良いとのことで
ちびちびはスリングで抱っこしていきました。

ガイドさんは、子供の頃はこの森が遊び場だった、というバリバリ地元のアイヌの方で、
いろいろな植物の用途や自然現象などについて教えてくれます。
特に面白かったのは、
マリモで有名な阿寒湖だけど、アイヌにとっては使い道のない植物なので
特に珍重されてはいない、とか
役に立たない「花」は固有の名前がなく、全部「ノンノ」で済ませちゃう、とか
その他もろもろ・・・。
とても興味深くてやっぱりツアーで行って正解でした。

DSCF5939.JPG DSCF5941.JPG
左 ボッケ 硫黄の匂いが漂ってます
右 散策路の途中 水芭蕉がちょうど見頃でした

DSCF5936.JPG
少し晴れてきた阿寒湖



さて、宿に戻ってバイキングの朝食です。
こちらのバイキング、品数も豊富で、途中お餅つきの実演(?)もあり
前回も書きましたが、ファミリーで来て楽しめるように考慮されてます。
驚いたのは子供用ハイチェアはもちろん、
ねんねの赤ちゃん用に台座付きのクーファンまで用意されているらしいこと。
(近くのテーブルのを見ただけなので、詳細は不明ですが)
徹底してますね~。
最近はどこもこうなのかなぁ??

食後、お土産を見たりしてからチェックアウト。
帰りの飛行機は夕方の便なので、ここはもひとつ頑張って釧路湿原へ。
そんなにゆっくりできるわけではないので、
とりあえず釧路湿原展望台に行ってみます。
そこで、スタッフの方にベビーカーで行ける場所を聞くと
はばたき広場の方からサテライト展望台までは行ける、とのことだったので
そこまで行ってUターンしてくることにしました。

DSCF5957.JPG


木道をずっと歩いてサテライト展望台に着くと、すごい強風で誰もいません。
ちょうどちびちびが泣き出したのであずまやで授乳しちゃいました。
その間、備え付けの望遠鏡(100円入れるやつね)で湿原を見ていた残りメンバー、
何か野生動物はいないかと探していたようですが、何も見えず
見えたのはホモサピエンスのみ、とかいって笑っていたら
ダンナが肉眼で何か動くものを発見!
急いでまた100円入れて、ゴマ粒くらいの動く点が見えた方角を懸命に探すと
「あ!! いた、鶴だ!!」
なんとなんと、丹頂鶴を見つけてしまいました。
展望台の人も、鶴はまあほとんど見られないでしょうねーって言ってたのに!
すごーい!
みんなで交替で望遠鏡をのぞき、大興奮して帰ってきました。

そしてそこから空港へ直行、お土産をさらに買い込んで帰路に付きました。
帰りの便でも、車で自宅に向かう途中も特に問題はなく、無事帰宅。
ただいま~。


というわけで。
あれこれ詰めこみ気味のバタバタ旅行でしたが、楽しく行ってこれたし
満足度も高くて、良い思い出になりそうです。



これにて北海道の旅行記、終了~♪
読んで下さった方、長々とお付き合い頂きありがとうございました。
(ブログは続くよ!)





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